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ルポ 雇用なしで生きる――スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦 単行本(ソフトカバー) – 2016/2/19
工藤 律子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
2008年の金融危機以降、深刻な不況と高失業率にあえぐスペインで、「雇用なし」で生活の糧を得るための、各種の取り組みが拡大している。ユニークな「時間銀行」や進化した「地域通貨」などの活用で、既存の経済・社会システムに依存せず、支え合って生きる社会をつくることはできるのか。日本では知られていない貴重な試みを紹介。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2016/2/19
- ISBN-104000229443
- ISBN-13978-4000229449
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対象商品: ルポ 雇用なしで生きる――スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2016/2/19)
- 発売日 : 2016/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4000229443
- ISBN-13 : 978-4000229449
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,484位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済が破綻した国でないと、地域通貨は根付かない感じがしました。ほどほどの地方で使われる通貨は、同郷の仲間の信頼関係作りに役立つでしょう。
2020年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい本です!
2016年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の題名は、中味を和らげて伝えているかもしれません。「雇用なしで生きる」とは、自営業者になる、ということだけを意味するのではないからです。あるいは、「もうひとつの生き方」とは、個人の生き方ではなく共同体の経済関係のあり方のことだからです。
雇用なしに生きるにはまず「地域の人の繋がりを深めること」ですが、それは「社会を変えるきっかけを創る」(p.8)ことになります。つまり、この本は、「本当の自分探し」ではなく、経済関係革命の本なのです。
たとえば、「時間銀行」というものが紹介されています。これは単純に言えば、誰かのために1時間働けば、誰かが自分のために1時間働いてくれる、ということです。けれども、働いた時間より働いてもらった時間の方が長くても、構わないようです。
この「時間銀行」を通して、「どんなこと(労働、サービス、知識など)でも同じ価値を持つということに気づくことができる」「皆で協力し助け合うことで、お金で買えないものが手に入る」「『自分には何のとりえもない』と思っている人も、できることがあると知り、自信を持てる」(p.48)など、雇用を中心とした資本主義の経済関係にはないものが得られると言います。
最後の方に「マリナレーダ」という村が出てきます。ここでは家賃15ユーロで、車庫、中庭付き、二階建て(二階に三つの寝室)の家が借りられるそうです。それ以外にも、文化、スポーツ施設、保育園などの設備やサービスが、無料か低価格。
村長は「既存の市場主義やブルジョア民主主義、社会民主主義、伝統的な大労働組合、大マスメディアはもはや『不要である』」と言い切り、「その代わりに、連帯経済や再生可能エネルギーの推進、食糧生産や住宅建設、資源開発などあらゆる用途の土地の公有化など、現在の政治・経済制度とはまったく異なる仕組みを築く必要性を訴え」(p.178)ていると言います。
著者自身は「現代資本主義世界で当たり前とされてきた生き方とは別の生き方を、追求しなければならない。人間同士の信頼と繋がりに根ざした生き方をしたいと、思わなければならない。『お金』や『財産』ではなく、『人』と『信頼』と『分かち合い』に価値を置く。『経済成長』ではなく、『持続可能な社会』を望む。『権力』ではなく、『市民』が主体となって生活や社会を築き、動かしていく。そんな生き方を理想として生きていきたいと、思わなければ」(p.192)。
ほら、自営業や自分探しではなく、革命のお話しだったでしょう。
雇用なしに生きるにはまず「地域の人の繋がりを深めること」ですが、それは「社会を変えるきっかけを創る」(p.8)ことになります。つまり、この本は、「本当の自分探し」ではなく、経済関係革命の本なのです。
たとえば、「時間銀行」というものが紹介されています。これは単純に言えば、誰かのために1時間働けば、誰かが自分のために1時間働いてくれる、ということです。けれども、働いた時間より働いてもらった時間の方が長くても、構わないようです。
この「時間銀行」を通して、「どんなこと(労働、サービス、知識など)でも同じ価値を持つということに気づくことができる」「皆で協力し助け合うことで、お金で買えないものが手に入る」「『自分には何のとりえもない』と思っている人も、できることがあると知り、自信を持てる」(p.48)など、雇用を中心とした資本主義の経済関係にはないものが得られると言います。
最後の方に「マリナレーダ」という村が出てきます。ここでは家賃15ユーロで、車庫、中庭付き、二階建て(二階に三つの寝室)の家が借りられるそうです。それ以外にも、文化、スポーツ施設、保育園などの設備やサービスが、無料か低価格。
村長は「既存の市場主義やブルジョア民主主義、社会民主主義、伝統的な大労働組合、大マスメディアはもはや『不要である』」と言い切り、「その代わりに、連帯経済や再生可能エネルギーの推進、食糧生産や住宅建設、資源開発などあらゆる用途の土地の公有化など、現在の政治・経済制度とはまったく異なる仕組みを築く必要性を訴え」(p.178)ていると言います。
著者自身は「現代資本主義世界で当たり前とされてきた生き方とは別の生き方を、追求しなければならない。人間同士の信頼と繋がりに根ざした生き方をしたいと、思わなければならない。『お金』や『財産』ではなく、『人』と『信頼』と『分かち合い』に価値を置く。『経済成長』ではなく、『持続可能な社会』を望む。『権力』ではなく、『市民』が主体となって生活や社会を築き、動かしていく。そんな生き方を理想として生きていきたいと、思わなければ」(p.192)。
ほら、自営業や自分探しではなく、革命のお話しだったでしょう。
2016年5月12日に日本でレビュー済み
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今直ぐに身辺では難しいと思いますが必要になってくる共生体だと思います。
2016年10月9日に日本でレビュー済み
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この本では主にスペインを舞台に新しい社会の仕組みを模索していらっしゃる方々の例を紹介頂いてます。
最近世界的に幅を利かせている、つまらないマネーゲームとは一線を画した経済や社会活動が生き生きと描かれています。
かといって、現状では無茶と思われる「無貨幣経済」等を推奨しているわけではありません。
個々の人々や地域が、その得意分野を生かして有意義に社会を構成してゆくプロセスを紹介・提案をされています。
何かと暗い話題の多い昨今ですが、この本はそんな社会に一筋の光明を見いだせる良書だと思います。
最近世界的に幅を利かせている、つまらないマネーゲームとは一線を画した経済や社会活動が生き生きと描かれています。
かといって、現状では無茶と思われる「無貨幣経済」等を推奨しているわけではありません。
個々の人々や地域が、その得意分野を生かして有意義に社会を構成してゆくプロセスを紹介・提案をされています。
何かと暗い話題の多い昨今ですが、この本はそんな社会に一筋の光明を見いだせる良書だと思います。
2016年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
資本主義を批判すると「じゃあそれに代わるどんなシステムがあるのか?『社会主義』や『共産主義』よりましだろう?」という反応が、判で押したように返ってくる。まるで、牢獄の中でどうやって快適に過ごすかを考えてきた囚人が、牢獄の外に出ることをあきらめてしまったかのように。
工藤律子さんの最新著『雇用なしで生きる』は、スペインの人々による脱資本主義の現場を生き生きと伝える。この本は「今とは異なる世界」が可能であり、それがもう現実として始まっているという実証報告である。そして、この新しい生き方をどうやって日本で生かすことができるかというファンタジーを掻き立てずにはおかない。
工藤律子さんの最新著『雇用なしで生きる』は、スペインの人々による脱資本主義の現場を生き生きと伝える。この本は「今とは異なる世界」が可能であり、それがもう現実として始まっているという実証報告である。そして、この新しい生き方をどうやって日本で生かすことができるかというファンタジーを掻き立てずにはおかない。
2016年2月29日に日本でレビュー済み
タイトルの「雇用なしで生きる」ですが、雇用=仕事と考え、働かずに生きるのか?
と誤解される方が中にはいらっしゃるかも知れませんが、企業などに雇用されなくても、
たとえお金が少なくても、人との繋がりを大切にした新たな働き方や取組みによって、
人間らしく豊かに生きる事が出来るのだと言う気付きを与えてくれる本です。
余り日本では知られていませんが、アラブの春からアメリカ・ニューヨークで起きた
Occupy Wall Street(ウォール街占拠運動)の間に、スペインでは金融危機以降、
15M(5月15日運動)と言う大規模デモが起きました。
その後デモ参加者達が中心となり様々な取組みが行なわれて来ました。
(地域通貨、フードバンク、市民菜園、社会的連帯経済、市民政党など...)
個々の活動についてだけで無く、市民運動との関わりやその変遷、
市民政党の誕生に繋がる一連の流れが分かり易く説明されています。
著者の工藤律子さんはストリートチルドレンを考える会の共同代表をされており、
長年スペインやメキシコを始めとするスペイン語圏の国々で
貧困層の人々に寄り添って来られました。
社会の不公平や矛盾に抗う人々の視点に立って取材をされている様に感じます。
スペインでは20代の若者の失業率は50%を超えているそうです。
その様な深刻な経済状況の中、危機感を持った市民が自ら
自分達の生活や社会を変えようと立ち上がりました。
既存の政治や経済に頼らずに、人間らしく豊かに暮らすもうひとつの生き方を
模索し挑戦する人々の姿に勇気をもらいました。
市民運動やNPO等に関心の有る方だけで無く、
人間らしく豊かに生きたいと願う全ての人にぜひ読んで頂きたいと思います。
と誤解される方が中にはいらっしゃるかも知れませんが、企業などに雇用されなくても、
たとえお金が少なくても、人との繋がりを大切にした新たな働き方や取組みによって、
人間らしく豊かに生きる事が出来るのだと言う気付きを与えてくれる本です。
余り日本では知られていませんが、アラブの春からアメリカ・ニューヨークで起きた
Occupy Wall Street(ウォール街占拠運動)の間に、スペインでは金融危機以降、
15M(5月15日運動)と言う大規模デモが起きました。
その後デモ参加者達が中心となり様々な取組みが行なわれて来ました。
(地域通貨、フードバンク、市民菜園、社会的連帯経済、市民政党など...)
個々の活動についてだけで無く、市民運動との関わりやその変遷、
市民政党の誕生に繋がる一連の流れが分かり易く説明されています。
著者の工藤律子さんはストリートチルドレンを考える会の共同代表をされており、
長年スペインやメキシコを始めとするスペイン語圏の国々で
貧困層の人々に寄り添って来られました。
社会の不公平や矛盾に抗う人々の視点に立って取材をされている様に感じます。
スペインでは20代の若者の失業率は50%を超えているそうです。
その様な深刻な経済状況の中、危機感を持った市民が自ら
自分達の生活や社会を変えようと立ち上がりました。
既存の政治や経済に頼らずに、人間らしく豊かに暮らすもうひとつの生き方を
模索し挑戦する人々の姿に勇気をもらいました。
市民運動やNPO等に関心の有る方だけで無く、
人間らしく豊かに生きたいと願う全ての人にぜひ読んで頂きたいと思います。
2016年5月21日に日本でレビュー済み
先進国であれ発展途上国であれ、資本主義および新自由主義に対して厳しい見方をしている人、例えば、ごく一部の人が富を支配する構造に不合理を感じたり、民主主義でありながらも、どこか「市場」優先の社会であることに不満を感じたりしている人が一定の割合でいることは間違いないだろう。本書は、スペインで、そういった人々が、「地域通貨」や「時間銀行」などといったシステムを自らの手で作り上げ、経済活動だけでなく、具体的に地域を国家を変えるために政治活動にまで足を踏み出している姿を丁寧に描いている。
スペインの経済状態が悪く、失業率が高いというニュースを耳にした人は少なくないだろう。1人当たりのGDPは日本の8割程度で、人口が日本の4割強ということもあって国全体のGDPは3分の1から4分の1程度である。しかし、本書で描かれるスペインの人々は逞しく、力強い。逆境とも言えるなか、地域組合などを含め、自主的に多様に組織を作り上げ、民主的に運営することによって、「公正」な社会を作り上げている。移民を含む多様な民族を受け入れながらも、討論などを重ねて、それぞれの納得する方向性を見出している。もちろん、ここで取り上げられた人々は成功例で失敗例もあるのかもしれないが、どこか閉塞感の漂う日本と比較した場合、その差は歴然としている。
スペインの成功例が簡単に日本で定着するとは思えないが、民主主義の原則を徹底して貫く彼らのやり方を学べば、そこに未来があるような気がする。
一見、価値観が多様化しているように見えるが、実際のところ、価値の基本が「お金」に収れんしつつある現在、本書に示された、「もうひとつの生き方」(いわゆるオルタナティブ)を選ぶ人が世界で増えていく可能性は高い。ウルグアイのムヒカ元大統領が示す道筋とも響きあうものを感じるのは私だけだろうか。
スペインの経済状態が悪く、失業率が高いというニュースを耳にした人は少なくないだろう。1人当たりのGDPは日本の8割程度で、人口が日本の4割強ということもあって国全体のGDPは3分の1から4分の1程度である。しかし、本書で描かれるスペインの人々は逞しく、力強い。逆境とも言えるなか、地域組合などを含め、自主的に多様に組織を作り上げ、民主的に運営することによって、「公正」な社会を作り上げている。移民を含む多様な民族を受け入れながらも、討論などを重ねて、それぞれの納得する方向性を見出している。もちろん、ここで取り上げられた人々は成功例で失敗例もあるのかもしれないが、どこか閉塞感の漂う日本と比較した場合、その差は歴然としている。
スペインの成功例が簡単に日本で定着するとは思えないが、民主主義の原則を徹底して貫く彼らのやり方を学べば、そこに未来があるような気がする。
一見、価値観が多様化しているように見えるが、実際のところ、価値の基本が「お金」に収れんしつつある現在、本書に示された、「もうひとつの生き方」(いわゆるオルタナティブ)を選ぶ人が世界で増えていく可能性は高い。ウルグアイのムヒカ元大統領が示す道筋とも響きあうものを感じるのは私だけだろうか。